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専門家の処方箋の価値
This is my site Written by iwasaki on 2010/10/05 – 09:51

今年になって目の具合が悪く、何だか気持ちの悪い毎日を過ごしている。年齢からみて、老眼が進んでくることは分かるが、非常に疲れやすく、室内の明かりが妙に眩しかったり、時々ぼやっとしたり、左右の視力の差が大きいように感じられる。
意を決して眼医者に出かけてきた。差し出した診察券を見て受付の女性が驚いたように「ほんとに久しぶりなのですね。もうこの診察券は使っていませんので作り替えさせていただきます」とのたまう。「ええ、10年以上前になります」、それほどに目の病気をせずにきているのだ。
同じ年の女医さんが、全ての検査結果を見て、何度も目をのぞき込みながら、前回と同じように賑やかに解説してくれる。「検査結果はどこも悪くありません」「老眼が相当進んだようで、室内の明かりが眩しいことも多いのですが。乱視などにもなっていませんか?」
どんなに症状を訴えても、この歳にしては視力も良く、健康そのものの目だとの診断だ。「身体も健康そのものだし、目も健康です。同じ歳として羨ましいくらいですよ」地域では名医で通っている専門家に太鼓判を押されたので、老眼以外はいつのまにか気にならなくなってきたのが不思議だ。さすがに専門家の処方箋は違う。
我々は医者ではないが、人材育成を生業にして、かつその道のプロを自任する以上は、仕事で接する受講生やクライアントに伝える意識改革や自己啓発等の処方箋でこれくらいの威力を発揮できるように、更に人を見る目と人材育成策を磨かなければならないと反省しきりでした。

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