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元気一杯の定年退職者~友人の例~
This is my site Written by iwasaki on 2010/11/13 – 09:18

サラリーマンにとって定年退職は、勤務環境は言うに及ばず、社会とのつながりや定期収入までも失ってしまうような人生の大きな節目である。そんな節目を捉えて、定年離婚や定年うつ病、濡れ落ち葉等など暗いテーマ化は多いが、明るい話題として捉えているものは少ない。
技術系の出身で会社時代、設計や製造、一時期は他社出向までした友人から定年退職の挨拶状が届いたので、これからの生き方について意見交換しようと一献会に誘った。
定年退職者の多くは、会社生活の振り返りには力が入るが、これからの生き方については確たるものを描ききれずにいるようで、何となく元気のない話になっていくが、この友人は全く正反対である。病気一つない健康体、夫婦家族仲は自慢できるほど、それに多趣味だ。
英会話は12年の蓄積、その間に培った多様な友人関係も自慢になる。写真は単に撮影するのみならず、撮ったものを必ずA41枚に編集して簡単な額に入れてプレゼントする。お酒大好き、スポーツ大好き、技術者には珍しい社交家である。
「これからやりたいことがたくさんありすぎて困るほどです」、この言葉にもウソはない。
駅で元気一杯の後姿を見送りながら、これから始まる第2の人生の仕事でも喜びを見出して、更に元気を持続して欲しいと祈った。

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