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カリンの実をもらってくれる人をいないかな
This is my site Written by iwasaki on 2010/11/16 – 08:55

カリンはバラ科の落葉樹で春先にピンクの花をつけ、11月になると楕円形の黄色大玉の実が芳しい香りを漂わせる。のどの炎症に効くカリン飴やカリン酒を知っていたので、10数年前に苗を買ってきて庭先に植えたら、今ではほっておいてもたくさんの実をつけるようになってきた。
「金は貸すが借りない」という語呂合わせで、商売繁盛の願を込めて、庭の表にカリンを植え、裏にカシノキを植えると良いと言われている。我が家では表にカリンを植え、裏にはカシノキを植えてはいないが、借金がない分、効用はあるようだ。
今年はいつも以上に大玉のカリンがたわわに実って、そろそろ取り入れの時期が来た。数年前に1度、カリン酒づくりに挑戦したが、渋みが残って失敗に終わった。以降、再挑戦はない。
例年、ご近所や友人達が引き取ってくれたが、今年はまだ見つからない。毎朝、完熟の香りを嗅ぎながら、このまま捨ててしまうにはもったいないという気が高まってくる。
「どなたか、カリンの実をもらってくれる人はいないかな」
今朝も更に黄色みを増してきている。

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