明日から３日間、祝いごとで北海道旅行することになった。北海道出身の妻と結婚してから、何度も訪れてきたが、九州出身の私には季節季節の温度感覚が今もって分からない。
夏休みに訪れた時はその予想以上の暑さにぐったりし、真冬の旭川では、凍てついた道が滑って歩けず妻に手を引いてもらったり、吹雪の夜に歓楽街を歩く酔客にこれが北国かと驚かされたものだ。
今回は１１月下旬、天気予報では最低気温が氷点下になると出ているので、大阪の真冬並みの服装が必要だろう。
初日は札幌で妻と別れて、一人で小樽観光することにしている。氷雨か小雪の舞い散る小樽運河を見終わったら、小さな食堂か寿司屋で、うにや甘エビ、最近有名になったしゃこでもつまみながら熱燗で一杯、と洒落込んでみたい。
コートに手袋、マフラーまで準備した北海道旅行、関西にも、もちろん九州にもない、冬を迎えたばかりの北海道各地の寒さの中での出会いは楽しみと共にちょっぴり不安もある。歳のせいだろうか。