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関西学生アメフトチームの栄枯盛衰
This is my site Written by iwasaki on 2010/11/29 – 12:39

関西の大学アメリカンフットボールの勢力地図は、従来は選手層の厚い伝統校関学と知将水野監督に率いられた手づくりチーム京大に2分されてきた。しかし水野監督の退任と共に京大は低迷し、替わって関大と立命館が3強となってきている。
昨日は6戦全勝の関大と5勝1敗の関学が優勝をかけて最終戦を戦った。結果は関学のディフェンス陣が関大のQB(クオーターバック)にプレッシャーをかけ、得意のラン攻撃を押さえ込んで圧勝し、立命館を含めて3校が同率優勝となった。
勝った関学の監督は「してやったり」とにんまりとしていた。
久しぶりに第1Q~第4Qまで観て、アメフトは高度な戦略と多彩な戦術の競争であり、それを発想し具現化する優秀なリーダーの影響力の大きさをまざまざと見せられた。監督やコーチ陣からの指示を受けてオフェンス・ディフェンス共に各メンバーがその場その状況で刻々と変わる役割を果たし、戦術の読み合いと実践の度合いが勝ち負けになっていくのである。
往年の京大は知将の交代により今では中位に低迷しているが、水野監督に替る新たな監督を迎えて、上位3校に殴り込みをかけて新4強時代の到来を期待したい。

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