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年間計画作成のねらいは何か
This is my site Written by iwasaki on 2010/12/15 – 11:50

10数年前、親しい友人達と結成した登山倶楽部「名山会」が山行回数もメンバーも増えてきたのを機に年間計画を作成するようになった。
最初は月1回月例会を開催すること、夏休みやGW中に1~2回の遠征登山を組み込むこと、開催日を第1土曜日にすること、リーダーは計画を組める程度の登山経験者に限定すること、にした。
年間計画に沿って、近郊の日帰り登山の回数を重ね、遠征登山も北・中央・南アルプスから白山や荒島岳などの日本海側の山々、もちろん関西の大台・大峰山系、四国の石鎚山・剣岳、九州の九重山と、山小屋に稜線に山頂に喜びの声を上げながら隊列を組んできている。
ところが、メンバーの家族状況の変化や仕事の多忙さから参加者が減少する事態になってきて、年間計画では開催日を個別に設定するが、担当リーダーが1~2か月前にメンバーの都合を聞いて参加者の多い日に実施することに変更した。
これで若干の参加者数の回復を見たが、新たな問題が発生してきた。年間計画予定日を前提として仕事やプライベートの計画を組んでいたために、新たな変更日には参加できなくなる事態である。
年間計画は年間の大まかな活動計画を示すことだけでいいのか、それともメンバー全員が、決められた日程で出来るだけ参加するように、他の日程を調整する意図的な行動まで求めるかどうか、判断に苦しむところである。
ただし、不注意な行動がけがや重大事故を引き起こす危険性のある登山に中高年者が出かけるのであるから、それ相応の心の準備と計画的な体調管理が必要なことは言うまでもない。
今年も計画案の作成時期が近づいてきたが、作成すべきか迷っている。守られない計画なら立てる必要性がないのではないか。行きたい時にメンバーを募ればいいのではないか。もう少し迷ってみたいと思う。

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