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テレビドラマ「相棒」の相棒役交代の損得
This is my site Written by iwasaki on 2010/12/24 – 09:07

テレビドラマ「相棒」は水谷豊扮するロジカル・博識・オタク型刑事が相棒と一緒に難題を推理し解決して10年になるが、2年前ころだったか、その相棒役が体力派の寺脇康文からロジカル派の及川光博に代わった。
交代の理由は分からないが、降りてしばらくしてから主役に抜擢されたドラマがスタートしたことから、徐々に人気の出てきた寺脇が個性派水谷の相手役に満足できず、更に活躍の舞台を広げるために自ら望んだのではないかと思っている。
一方、最近の「相棒Ⅱ」を観ていると、新相棒役の及川が持ち前のクールさ・スマートさにあくの強さも加えて存在感を増し、水谷の単なる相手役から相棒2枚看板に成長してきている。
その証拠には、テレビの対談に出演したり、映画の公開初日には舞台挨拶のためコンビで全国各地を行脚しており、久しぶりの大型興行になるとの期待が高まっているとのことだ。
こうなってくると寺脇の相棒からの独立は得だったのか損だったのだろうか。
結果はこれからの彼の活躍次第だが、新相棒役及川にとっては棚からぼた餅であることは間違いない。しかし単なる幸運ではなく、それを引きよせ、大きく花咲かせた及川の才能と努力があったからこそであり、これからの更なる存在感拡大を期待したい。

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