今年は株式会社岩崎人事コンサルティングが創業３年目に入り、存在価値を自問自答する１年であった。会社現場の実態理解にずれを生じていないか、働く人の心と行動の理解に鋭さと温かさを失っていないか、提供している研修やコンサル、人事施策提案が先進的か、そして最も大事なことであるが、創業時に掲げた命題、お客様の期待に倍するものをご提供できているか、２００％以上の満足をいただいているか、を問い続けた。
３年目とは不思議な年だ。一応の活動実績ができると共に、おごりも出てくる。これくらいの質でもいいのではないか、１３０％、いや１００％の満足をいただいたら十分ではないかと思い上がるのである。
それを感じてからは、社会や企業の活動を注視し、専門書を読みあさり、コンサルや研修を行わせていただいている会社の人事責任者や受講者達、上司の方々と、時間をいただいては懇談し、一献酌み交わしては語り合ってきた。
お陰様で、最近になってようやく４年目を迎える腹積もりが固まり、身体の中から湧きあがる自信が戻ってきた。
一昨日、ＯＪＴ研修を実施中の経営コンサルタント会社の経営者に中間報告ができた。併せて、彼らの従業員に対する真摯な考え方を聞いて、新年からの研修に更なる意欲を燃やす心構えが出来上がり、仕事納めとなった。
「人生山あり谷あり」「人生至るところ青山あり」、この二つの言葉を、毎年声に出して生きてきたが、今年も色々あった。笑った。泣いた。喜びあった。そんな一年も今日で今年納め、明日から３日間、宮崎の母親をピックアップして、鹿児島／指宿の格安ホテルに息子達も集まってくれて、親子三代ののんびりお正月を迎えよう。
それぞれが、新年を更に大発展する年にしていく英気を養うために。