人生の恩師であり、長期研修の助っ人でもある会社時代の上司から、今年も「平成２２年・私がお薦めする本」の一覧が届いた。
現役時代は年間１００冊、現在は１５０冊は読破するという猛烈な読書家である恩師は、毎年、前年に読まれた多数の本の中から、これというお薦め本をノンフィクション・フィクションに分けて１０冊～１３冊ほど選び出し、一覧表を作成して、近しい人に送られているものである。
毎年毎年、新聞や週刊誌の書評、大型書店の読み歩きなどで選び出した本の中からの推薦本だから、その幅は広く、書名も著者名も知らない本が多数ある。
昨年は公私ともに落ち着かず、気力も低調になりがちな１年であった。そのため、新しい本を探すよりもこれまで読んだ本の中から良かった本を読み返すことや軽めの本を読むことが多かったこともあり、これまでで初めて、１冊も読んでいない年になってしまった。
「今年は読書家を復活するぞ」と再奮起して、両ジャンルの１番に挙げられた本、「伊藤博文～近代日本を創った男」伊藤之雄著と「同期」今野敏著をすぐに購入して読みますとお礼のメールを書いた。
添付文の中で紹介いただいた、最近、梅田にオープンした日本最大の書店「ＭＡＲＵＺＥＮ＆ジュンク堂」にも早速出かけて、今年の読書始めにしよう。