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議論に負けてねらいを達成する
This is my site Written by iwasaki on 2011/01/08 – 10:52

研究会活動が1年半を経過したが、メンバーの主体的な参加がなかなか得られないため、拡大世話人会で今後の運営のあり方をディスカッションすることにした。
事前にヒアリングしたメンバーの意見は受け身的な発言が多かったので、研究会=意見を戦わせながら何かを作り上げる、のではなく、勉強会=与えられるものを学ぶ場づくりの運営案を出したら、いつもの世話人達のみならず、出席してくれたメンバー達から厳しい反対意見が出てきた。
「テーマを決めてそれに合った運営方法を提示すべきだ」「まだメンバーのほとんどが世話人の意図を理解できていないと思うので、本来の研究会形式を提案したら、積極的に参加してくれると思う」という意見から「これまでできなかったからといってこれからもできないと決めつけるのは老化現象そのものだ」とまで言われて、こてんこてんにこき下ろされてしまった。
まとまったものは、研究会形式にしてテーマを決めて、それに合った運営方法と共に次回研究会に諮り、合意を取り付けて、再スタートするというものだ。
正しくこれが当初この研究会を企画した時に目指した姿だ。いつもはあるべき姿をめざして、強気の論調で押していくが、今回は逆で進めたおかげで、思いに沿った形に合意できた。
「議論に負けてねらいを達成する」、メンバー達の隠れた意欲の高さを再確認できた。

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