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伊達直人達の登場に拍手喝采
This is my site Written by iwasaki on 2011/01/12 – 10:28

昨年のクリスマスに、群馬の篤志家がタイガーマスク伊達直人を名乗って児童養護施設にランドセルをプレゼントしたことが引き金となって、年明けてから日本全国に伊達直人達が出現している。地域によっては矢吹丈や龍馬まで現れたと知って、やんやの喝采を送っている。
海外では寄付行為は心ある市民の善意の表し方として日常化しているが、日本ではまだまだニュースとして取り上げられるほどの行為であり、行うにはちょっとした勇気がいると思ってきた。しかしタイガーマスク活動(覆面の篤志家活動)は、多くの人が心の中に持っている善意をそれほどの気負いなしに行える雰囲気ときっかけを作ってくれた。
併せて、今回の善意活動は、第一の人生を無事に終えた我々の世代に活動テーマを提起してくれた。
我々世代が、自分や家族の幸せのためだけに生きていくのであれば、これから世の中を背負っていく若者たちの負担は計り知れないものになってくる。第二の人生を生きる一人ひとりが、寄付行為に限ることなく、世の中の役に立つ、出来れば次世代への役立ちのために時間とお金を使っていく意識を持ち行動をおこさなければならないということだろう。
お正月に鳥取の国道で起こった1,000台もの車の渋滞、元日のその日にトイレを貸し出し、炊き出しをするなどの思いやり活動が行われたとの新聞ニュースにも涙した。
「日本人はまだまだ捨てたもんじゃない」

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