立春　この言葉の響きが好きで毎年１月下旬になるとこの日の来るのを待ち望むようになってきている。特に今年は寒さが厳しかったので、例年以上にその感が強かったようだ。
今朝　明るい日差しに誘われるように外に出て、「そろそろ花壇に水をやってもいいかな」と、じょうろで水を撒きながら、いつもの場所を目を凝らして見た。毎年この時期になると福寿草が頭をもたげてくる場所だ。
でこぼこの土くれの間から今年も福寿草の蕾が頭を出していた。それをのぞきこむ妻の顔がほころんだ。
「立春　春が立つ日」　今年も期待通りの春が来た。
大雪や鳥インフルエンザ、そこに新燃岳の噴火と暗く嫌なニュースが続いている毎日だが、季節は確実にめぐってくる。