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有馬温泉 都市近郊温泉ホテルの実情
This is my site Written by iwasaki on 2011/02/18 – 14:27

北海道から遠来の客を迎えることになり、久しぶりに趣向を変えたもてなしをしたいとの思いから、有馬温泉に出かけることにした。
有馬温泉は京阪神の奥座敷温泉として、企業の接待や高級湯治場として活用されてきた歴史から、お正月や連休時には高価過ぎてなかなか宿泊する機会がなかったが、ネットでみてみると、かのCMソングまで作った高級ホテルが思いのほか格安に泊まれることが分かった。
梅田からの直通特急バスで温泉街のバスプールに到着するとすぐに迎えのバスが来た。フロントの応対から客室への案内まで丁寧であり、小奇麗な部屋で一服して、早速、温泉へ。3つの大浴場は2つが男女交代、ひとつが仕切って男女利用となっていて、さすがに有馬の湯らしく、泉質がよい、それぞれの浴場には趣向をこらした湯船があり、赤茶けた有馬特有の金の湯もすべてに設置されている。
湯上り後の夕食は有名ホテルには珍しいバイキング形式だが、売り物の一品だけは選択制として、それ以外も味・量・温かさも申し分ない。
一流ホテルに安く泊まるよりも、2流ホテルの最上級に泊る方が扱いがよいと言われるが、今回はそんな心配は全くなく、スタッフの対応、客室、料理、その他施設、すべてに満足して、客を北の地に送ることができた。
温泉地の不況がニュースで取りざたされているが、有馬温泉については、ホテルの顧客対応レベルを落とすことなく、集客活動を進めているようだ。「我が家の小さなお風呂の作りに満足してきたけど、有馬温泉はいいね。たまに来ようか」という妻の感想が客の満足度を物語っている。

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