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大河ドラマ「江」にみる脚色 その2
This is my site Written by iwasaki on 2011/02/24 – 16:14

NHKの大河ドラマ「江 姫たちの戦国」についてその脚本が酷過ぎるので、昨日、思い余って、その思いをブログに書いたら、50件以上のアクセスをいただき、思わぬ反響があった。
「こりゃあ、私と同じ思いの人が相当多いぞ」と、インターネットで検索してみると、非難の書き込みの多いこと多いこと。
「大河ドラマの枠を使って、こんなお粗末な時代劇を作るなんて、最近のNНKはどうかしていると思う。史実と関係ない時代劇というなら、この大河枠で1年間も放送する価値はない」「史実に基づいた脚色は許せるが、史実をでっち上げるのは許せない」と正面から切り捨てるものから、「コメディタイプのファンタジードラマだ」「今回よりも次回がもっと酷くなるのではないか、と変な期待感を持つ」「これじゃ非難ゴウゴウでも仕方がない」と揶揄(やゆ)するものまで、読み始めたら切りがないほどだ。
もちろん面白いと評価する書き込みもあるが、それらは通常のドラマに対するコメントであり、日本の歴史を学ぶ場でもある大河ドラマのそれではない。
やはり今回の脚本家田渕久美子氏が、主人公を無理やりその時代のエピソードに絡ませて面白みを出そうとしているのが見え見えであり、永年の大河ドラマファンから総すかんを食らっている証拠だろう。
スタートして2ヶ月、これらの声を聞いて、NHKがどう修正してくるかが楽しみである。ここは我々からの受信料で活動している公益放送としての使命を再認識して、大衆迎合しない番組制作を期待したい。

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