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正しい自己認識こそ自己変革の早道
This is my site Written by iwasaki on 2011/04/02 – 09:16

意識行動改革を進める研修では自分の特徴・長所短所などを客観的にみることが大事だが、これがなかなか難しいものである。
そのため、教育評価用に開発したアセスメントツールを自己分析用にアレンジしたものや、EQ(こころの知能指数)診断結果を詳細に分析するプロファイリング結果の個人フィードバックなどの客観的な分析結果に加えて、本人と上司から問題点をヒアリングし、そこから何が問題なのかを本人上司で徹底して話し合ってもらい、その徹底度を確認しながら、解決すべき課題を明確化するようにしている。
この過程で、余りにもあっさり問題点が出てくる人では表面的な話し合いに終始している場合が多く、一方、本人のかたくなな考え方で実質的な問題分析に至っていないケースも多く見受けられる。
この過程を通して、納得できる解決課題を作り上げた研修生ではそこからの着実な変身ぶりには驚かされることが度々あるが、まあまあのレベルでスタートした場合には、行動改革が進まず、途中で課題の修正に追い込まれる場合も多い。
研修の最終報告会を終えて反省させられるケースは、スタート時に自己認識の甘さを詰め切れなかった場合がほとんどである。「あそこでもっと徹底して詰めていたら、目に見える変身ができていたのになあ」
「意識を変えて行動を変える」、その早道は正しい自己認識をどうして作り上げるかである。

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