次回の介護帰省からの帰りに九州管内の友人達に会って帰ろうと、九州の各県を結ぶ高速バスの予約窓口に電話をした。
「はい、九州高速バス予約センターでございます」、通常はマニュアルどおりに話す若い女性が多いが、この窓口では落ち着いた中年女性が、一言ひと言、言葉を選んで丁寧に予約内容を確認していく。途中あいまいな希望を述べると、すかさず「全体はこうなっていますが、いかがなさいますか」と追加情報を説明してくれる。
予約をスムースに終えて、心のこもった応対に満足感を感じていたら、すぐに電話が鳴った。「乗り継ぎのバスのチケットは乗車時間の３０分前までにご購入ください。遅れますとキャンセル扱いになります」
１か月前の予約なので、次の日の分は翌日また電話をしたら、今回も丁寧な中年女性が出てきた。この日も気持ち良く予約を終えたら、すぐに電話が鳴った。「予約状況を見ていましたら、前日、宮崎からバスに乗られるのですね。そこで全てのチケットの購入ができますので、ご連絡させていただきました。」
語り口の温かさ・丁寧さからフォローの電話まで、これまでのどこの予約窓口もかなわない「九州高速バス予約センター」の応対力は凄い！一度電話をしてみたら。接遇の基本を見た思いである。