Banner
税務申告して感じること
This is my site Written by iwasaki on 2011/05/20 – 08:34

会社を設立して3年余り、毎年この時期に法人税の申告書を持って3つの税務署関連組織を訪問してきた。国税を申告する税務署、府税を申告する府税事務所と市役所の税務課である。
設立初年度は申告書の書き方が分からず、少々横柄な態度で接せられても只々頭を下げて書き方指導を受けたが、2年目・3年目になるとその応対が少しずつ親切になってきたように思う。
今年の税務署では「単年度が黒字だが累損がある申告のしかたが分からない」と電話をしたら、「その帳票は送ったものの中にはなく、税務署でもらうかホームページからアウトプットして欲しい」との返事が返ってきた。
こうなってくると直接記入方法を指導受けたいとすぐに駆けつけると、事前の電話内容が伝わっており、指導担当ではなく税務担当に回された。そこで、出てきた担当者が必要部分を記入してくれて、「付表が少し足りませんが、このまま提出してもらって結構です」とのお墨付きまでくれた。
府税事務所では不足の添付資料を自らコピーしてくれ、市役所では銀行での納付書類まで書いてくれたほどだ。
只でさえ行きたくない税務署、何やかやと作成内容に文句を言われるがいやであり、税金はできるだけ少ない方がいい、と思っているからであるが、こんなに親切に応対してくれるのであれば、来年からは少しは気軽に行けそうだ。
この3年の税務署通いで学んだことがある。
「歳をとってくると共に、意地を張って、分からないことでも何とか自力で解決しようとするが、素直に頭を下げて教えを請えば何とスムースに解決することができるか」ということである。

Posted in  

Leave a Reply