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首相が刀折れ矢尽きたら困る
This is my site Written by iwasaki on 2011/07/17 – 09:23

一国の首相が退陣を表明した後で、誰が見ても延命策でしかない新しい政策を次々と発表し、ついには「刀折れ矢尽きるまで頑張る」と続投の意欲を見せるに至って、居ても立ってもおれなくなって、このブログを書くことにした。
阪神淡路大震災の際には自衛隊の投入などの緊急時非常手段を渋った村山首相の不決断により、多くの焼死者を出したが、今回のそれ以上の大震災に直面して、権力にしがみつくだけの非常時リーダーシップに欠けた首相をいただいていたために、後世の歴史に汚点として残る復旧・復興活動が展開されてきている。
合意形成型のリーダーシップを得意とする日本では、平時=それぞれの団体、企業、国民が良かれと思って個別最適に活動しても対処できる時期、には御神輿の上に乗る調整型リーダーで事足りるが、有事=即時即応の対応をしなければ、国民の国の生命・財産が脅かされる緊急事態、では信念を持って決断して行くトップダウン型のリーダーが求められる。かつ、そのリーダーには国民から全面委託しても足るとの信頼がなければならない。
現首相は信念なく、決断なく、国民の信頼が全くなくなっても権力に居座るとは言語道断である。ましてや、非常時に国のリーダーが「刀折れ矢尽きては困る」のである。国の存亡の危機と言わねばならない。
マスコミがこぞって首相の無能さを訴え、野党のみならず与党の中、加えて政権中枢からも首相の交代の声が上がっている。ここは与野党が一致協力して、首相を退陣に追い込む非常手段を取らねばならない時が来たと思う。
我々国民一人ひとりも声を上げなければならない。有事のリーダーを支えるのは国民の厚い信頼だからである。

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