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ライバルはあらまほしけれ
This is my site Written by iwasaki on 2011/08/02 – 15:56

夏山登山が今週末に近づいてきて、近くのお寺の石段登りにも更に熱が入ってきている。
当初は2~3回上り下りするだけで、汗が吹き出し息が切れるほどの苦行であったが、最近は楽しみに変わってきた。というのは夕方の同じ時間帯に上り下りする同行の士が見つかったからである。
80近い高齢ながら、両手にストックを持って快調なペースで歩かれる品のよい紳士であり、「トレーニングですか?」とお声掛けしてみた。
「歳は78歳です。富士山に登りたいと思ってやっていますが、果たして登れますかね」と言われるが息は切れていない。10数歳の年齢差があるにもかかわらず、同じような回数を歩かれるので、「片足1.2キロのトレーニングシューズを履いています」と見えを張ってしまったが、翌日、更にお聞きしてみると、先ず20回上り下りした後、自宅で休憩されて、更に10回歩かれているとのことだ。
「こりゃあ負けたな」と大反省しつつ、以降、毎日欠かさず励むようになったことは言うまでもない。持つべきものは同行の士でありライバルである。

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