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原因分析と対策行動のマッチング
This is my site Written by iwasaki on 2011/08/19 – 08:39

北アルプス登山から帰ってきて10日が経った。全ての道具をメンテして片付けが終わり、体の芯に残っていた疲れもようやく取れたので、改めて今回の登山をゆっくり反省してみた。
3000M級の山が久しぶり、3泊4日も久しぶりと、計画段階から久しぶりを組み込んだコース時間設定をし、ザックの重さも必需品以外をほとんどカットして8キロ前後まで押さえ込んだ上で、マッスルトレーナー(重り入り靴)を履いての町歩きから石段の上り下りで弱っていた足を鍛えて本番に臨んだ。
初日の八方尾根途中からの3時間半の登りは何の問題もなし。トップを歩いたため、後のメンバーから速すぎるとのクレームが出るほどだった。2日目の最難関コース、アップダウンや岩場の連続の長丁場も息切れ以外はトラブルなし。
ところが3日目の朝、両太ももが痛くて山小屋の階段を下りられない。マッサージして、出発直後の八峰キレットの岩場の下りと鹿島槍ヶ岳の登りは何とかこなしたが、その後の稜線と爺ヶ岳の何度もの上り下りで、徐々に左足の踏ん張りが弱くなり、歩き方のバランスが悪くなってきた。
最終日の1100Mの下りでは、左足の踏ん張り力の急減、右足は過度の踏ん張りから来る太ももの痛みで柔らかい着地ができずに、3時間の苦行を強いられてしまった。
左足は外反母趾から来る筋力低下と踏ん張り力不足、右足は左足をかばった過度の変則歩行から来るバランス不足、この二つの対策として、フィットネスクラブの坂道歩きにプラスして、今回の登山トレーニングとして始めた石段登りを継続しつつ、スクワットを行うことにした。
外反母趾には上手に付き合っていくしかないので、周辺の筋力アップと両足のバランスづくりを進めて、親友たちと約束した75歳までの現役登山を続けたいと思う。

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