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親とスープの冷めない距離に住む
This is my site Written by iwasaki on 2011/10/26 – 08:10

今日から2泊3日で宮崎に帰省してくる。父親の死去、3年間の一人住まいで徐々に老いが進んできた母親を大阪に引き取ることを決めたことから、その下準備を行うためである。
「近くに兄弟、それもお姉さんがおられるのなら、長男でも安心して都会で仕事を続けられますね」と、定年前後になって多くの友人・知人達から羨ましがられてきたが、その兄弟達が母親の介護をしたくないと言いだして、今回の決断となった。
我が家から歩いて5分のところに、新築間もない住宅型老人ホームが見つかった。高台の5階建て、仮契約した5階の部屋からは、緑あふれる池が見下ろせ、我が家さえもすぐそこに見えるのだから、これこそ「スープの冷めない距離」の住まいである。
正式契約の前に、母親に関わる基本部分を大阪に移転しなければならないが、先ずは、健康診断や常用薬の引継依頼などの医療関係、健康保険や介護保険等の介護関係、引越し本番に向けての周辺準備をこの3日間で済ませてこよう。
宮崎を離れることを嫌がっていた母親が、最近はそれを口に出さなくなってきた。「誰が一番母親の幸せを考えているか」を思ったら、大阪移転を喜ばざるを得なくなったからだろう。

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